end of shite

虚無に向けての日記

死なないでと願うくらいはかまわないと言って

祖母が入院したとのことで、兄弟揃ってお見舞いに。日程をいじくり回しているうちに祖母は退院していましたけどまあお見舞い。この夏2度目のお見舞い。前回はチャリで転んであばらを骨折、今回はなんか胃腸の病気。

妹とその旦那と弟とその嫁と私の5人で、王将を食べて、妹の旦那の車にぎゅうぎゅう詰めで向かった。私たち兄弟は仲良しなのでニンテンドースイッチの話とかして楽しい道中だった。

祖母の家には、これまたおばあちゃんのチワワと、2階に住んでいて気配はするけど姿を見せない叔父と猫がいる。今回も叔父と猫の姿は見れず、気配はした。

祖母は随分と縮んでいて、あばらやら胃腸やら全体的に痛いらしい。日がな一日ソファに座って野球を観ているらしい。チワワは白内障でほとんど目が見えなくなっていて、日がな一日カーペットのめくれた部分に腹をつけてどてっと寝そべっているらしい。(かなり骨太なチワワなのでどてっが正しい擬音)

祖母は私にテキパキと指示を出し、麦茶を入れさせ梨を剥かせカットスイカを出させた。うっかりソファで寝てしまっておまんじゅうのひとつも用意してないことをいつまでも悔やんでいた。

みんなで床に座って全然興味のない巨人阪神戦を観ながらだらだらした。

祖父が死んでしまい随分弱ってしまったけど、30秒に一度は私に結婚しろと言ってくる。ひ孫が2人もいて、孫も4人も結婚したのに強欲である。私が結婚するまで死ねないと言いつつ、何かにつけてもう死ぬ死ぬ言うので普通に悲しくなっちゃった。いつまでも結婚しないから生きていて欲しいけど、死ぬときに結婚して欲しかった〜と思いながら死なれたらそれまた悲しい。

我々は若いからなんでもできるらしい、気づきを得た。

暮らしやすいように小さなワンルームのようにリフォームした祖母の家は、死にかけ(自称)のおばあちゃんと目の見えないチワワだけが静かに暮らしている。

久しぶりにクソ暑くて、外までお見送りに来てくれた祖母は太陽の下だと本当に死にかけみたいに見えた。過疎化で周りは駐車場だらけになって祖母の家はやたらとぽつんとしていた。

道にはみ出しまくるプランターの緑と死にかけの祖母と青すぎる夏の空がとても綺麗でした。