end of shite

敬称略日記

ビニール袋を蹴る日々

酒が残っていてよろよろと起床。最近シャーロックホームズの冒険を1話ずつ見ていて、青空文庫でも読み始めたんだけどどうしても読みにくくて遂に文庫をネットで注文する、あと穂村弘のエッセイも。ベッドの上で布団を丸めてまた若林の本読む、雨のせいか部屋が臭い。お香が欲しいな、と調べているとものすごい時間が経つ。どう考えてもアスティエのお香立てが最高、ということしか分からなかったが、約にまんえんでむむむ…となる。またミニラーメンを食べてしまう、あると食べてしまうのでもう買わないことにしよう。引き続き本を読み、勉強がとにかくできなかったことを思い出す。勉強したほうが将来的にいいことも知っていて、勉強するもさっぱり分からなかったし数学や物理に関しては問題が何を言っているかも分からなかった。ほんとうは少数の時からよく分からなくなっていて、悪い点を取りたくない、という気持ちだけでなんとか暗記してやっていた。高校になると授業について行けているかも分からないほど混乱していて、確率の問題なんかは実際に絵に描いてやってみて答えを導き出していたから、テストでその問題しか解けないこともあった。でも全然悲観的になっていなくてなんなら自分のことを賢いと思っていた節もあってどんなメンタル?本の中で寿司を食べていて完全に寿司の気持ちになる。寿司を食べていい理由を探すが見つからない、衝動だけて買いに行くことにする。通ったことのない道を歩く。f:id:skr6bxm:20200519100513j:image震えるほど良い家が何軒もあり、絶対に帰りも通ると決める。玄関ポーチがタイルの家が特に好きで鉢植えがいっぱい置いてあったりするとさらにいい。【売マンション】と赤い横断幕がベランダに括られている部屋がある、住民は嫌でないかな、と思ったが自分に置き換えたら全然どうでも良かったので住民もそうかも。月々よんまんごせんえんで1DK31㎡が自分のものになるらしくめちゃくちゃ欲しくなる。外観は劇レトロで共用部に大家のものと思われる盆栽棚があったりベランダ菜園が盛り上がっていて大変渋い、でも内装はフルリノベされていてかなり良い、しゃがみ込んで看板を見てしまった。ずっと東京に住むのかな、と考えると所在ない気持ちになる。社会的信頼がないのでマンション買えないよ、と思い出し考えるのをやめた。家にいすぎてチューニングの合っていない服装で手ぶらで駅の方まで来てしまい所在なさが増す。寿司の入ったビニール袋を下げて多少許された気持ちになり同じ道で帰宅、穂村弘のエッセイを読む。読書用にスノーピークの椅子が欲しくて約にまんえんでとむむむ…となっている。今まで欲しいものや観たい舞台があったらその分スナックで働けばいいと思っていたので一体どうしたらいいのか分からない。にまんえんがむむむ、となるライン。シャーロックホームズを見ながら寿司を食べる、ホームズ達は家宅侵入する時でさえジェントルな格好をしていてジャージの方が良いのでは?と思うがチューニングの合っていない格好で外出した私には何も言えない。寿司は大変おいしかった。満腹になってうとうとし、20時半にもう寝た。

日中気持ちが停滞するたびにビニール袋を蹴った、100回も続けて蹴れた