風邪のわたしよりあなたへ
2/22、にゃーにゃーにゃーの日、グループラインに猫好きな友人から入籍しましたの写真が届いた、あの区役所の写真ブースみたいなとこで2人で婚姻届け持って笑うやつ。
わたしは盛大に風邪をひいていた。
朝起きた瞬間こりゃーもうだめだせっかく最近遊んでる男の子と遊びに行くはずだったのにあーあーあした同伴だ行けるのかこれって思いながら職場に電話した自分の声がどう考えても大風邪でめちゃくちゃ弱気になった。平日早朝の病院は元気?なお年寄りの集会所と化していて結構な時間待っている間にどんどん喉が腫れ上がり熱を帯びていくのを感じた、体温計は36度8分だったけど(わたしは菱沼さんくらい平熱が低い)体感41度くらいあった。
ようやく中待合に呼ばれたけど前のマダムが先生と話し込んでいる。なんらかの数値が良くなく甘いものを控える必要があるらしい。
マダムは甘いものは食べないけど毎日カルピスを、それも濃いめで飲まないと気が済まないらしい。カルピス!飲まないと気が済まない人がいるのか、それも濃いやつを。
先生「カロリーオフのカルピス売ってるからそれに変更して」(先生もカルピスに造詣が深い!)
マダム「あれはコンビニにしかない、コンビニなんて行かない」(行けよ!)
先「とりあえずカルピス減らして」(そうだそうだ!)
マ「それより前と同じいちばんの薬出して」(なにがいちばんなの!?)
先「それよりカルピス控えて、あの薬は飲みすぎたらだめなの」(なにそれこわい!)
マ「やだやだ濃いカルピス飲む」(駄々こねてる!)(押し問答が続く)
先「カロリーオフのやつ横のセブンに売ってたから、お大事に〜〜」(もっと早くお大事に言えたのでは)
声がほとんど出ないわたしの診断は爆速で終わった。明日も来るらしいカルピスマダムにはあんなに時間を割いていたのに、花粉症じゃな〜い?と言われ普通にむかついた。本当に妊娠してないか可能性はないと言い切れるか執拗に迫られて口パクでわかりませんと言った。すごく眠くなるらしい薬をもらって帰ってすごく眠りました。
行政へ、年寄りの集会所を地域で作ってください
友人へ、ライン返してなくてごめんね、風邪と嫉妬です
わたしより